読む順番
収入を固定するか、満足を固定するか
同じ値上げでも、何を固定した比較かで必要な額と買う量が変わる。予算と価格・所得の同率変化から二種類の需要、代替関係へ進む。
- 満足度が10点から20点になったら、幸せは二倍?
確実な選択の効用は、まず順位を表す。
- 時給が上がると、働く時間は必ず増える?
時給は自由時間の機会費用でもある。
- 値上げの損を埋めるには、いくら所得を足せばよい?
補償額は、新価格で元の満足を得る最低支出から考える。
- 同じ収入でも、価格が違えば得られる満足は変わる?
価格と所得から達成できる最高の効用を求め、効用の尺度と購買可能性を分ける。
- すべての値段と収入が二倍なら、買い方は変わる?
全価格と所得を同率変更するゼロ次同次性を予算集合の等式で検算する。
- 買う量を比べるとき、収入を固定する場合と満足を固定する場合は同じ?
予算固定の通常需要と効用固定の補償需要を具体的な買い方で対比する。
- 満足を保つための補償があれば、値上がりした物は必ず多く買う?
効用固定の需要の法則を二つの最低支出不等式で説明し、Giffenの所得固定需要と分ける。
- 置き換えられる商品でも、一方の値上げで両方の購入が減る?
純代替/粗代替を固定効用/固定所得で分け、置換方向と購買力低下を計算する。