読む順番
決算の全体と、一株の数字を読む
資産・現金・費用・連結・監査を分け、利益や株数、自己株式、配当の日程、未公表情報の扱いを確かめる。
- 売上が増えれば、会社はもうかる?
売上・費用・利益と現金の違い
- 株価が上がると、会社にお金が入る?
新規発行の代金と、投資家間売買の代金は行き先が違う。
- 会社の資産が多ければ、使えるお金も多い?
貸借対照表は一つの日の残高を示す。
- キャッシュ・フローが増えたら、本業が好調になった?
営業・投資・財務は活動の目的で分ける。
- 機械を買った代金は、その年の費用になる?
取得時の現金支払と、使用期間への費用配分を分ける。
- 親会社と子会社の売上を足せば、グループの売上になる?
単体と連結では報告対象が違う。
- 監査済みの決算なら、会社の将来も保証される?
財務諸表の作成責任と監査意見の責任を分ける。
- 会社の利益が増えても、一株の利益が減ることはある?
利益総額だけで一株の成果を決めない。
- ROEが上がれば、会社の稼ぐ力が必ず強くなった?
利益を自己資本へ対応させるROEの分子分母と、資本縮小による比率上昇を読む。
- PERが低い株なら、必ず割安といえる?
株価とEPSの倍率、実績・予想と一時的利益の影響を説明する。
- PBRが1倍未満なら、会社を解散すれば得をする?
株価と一株純資産の比率、簿価と清算回収額、市場評価を区別する。
- 株式分割で持ち株が増えたら、資産も増える?
株式分割は資金調達を伴わない単位変更。
- 自社株買いは、会社と株主のお金をどう変える?
会社から売却株主への現金移転を読む。
- 配当の基準日に株を買えば、配当を受け取れる?
配当の基準日と支払日を分ける。
- 会社の未公表情報を知った人は、株を売買してよい?
社員の肩書だけで全取引を判定しない。